山行ポイント(予定)        個人山行:紺野・高森 2名
 ◆日本三霊山、多彩な花との出会い ◆ご来光拝、神官の儀式 ◆世界遺産の白川郷、五箇山見学・合掌造り宿泊  
 7/21(木)雨 :自宅(pm6:40)〜松本IC〜飛騨高山〜白山郷IC〜道の駅泊まり(pm11:30)
 夕方、自宅から中央高速で松本ICで降り、安房トンネルを通り飛騨高山に向うが大雨となる。東海北陸道の白川郷ICで降りて登山口に向かうが、落石などで翌朝7時からの通行となるので、道の駅で仮眠をする。
7/22(金)晴れ登山口(7:00)〜大白川ダム駐車場(7:25-40)〜大倉山避難小屋(10.05-15)〜室堂(12:40)
 ゲートの開くのを待って大白川ダム駐車場に着く。一面ガスっているが支度をして登る。良く整備された道で結構登山者も多い。大倉山避難小屋を過ぎると、両側に花々が咲き誇っていて、カメラ撮りが忙しくゆっくりと登る。
 まさに百花繚乱と言ったところだ。雪渓も残っており雪の多さが分かる。室堂平に出ると、一面にハクサンコザクラやクロユリの群生が見られ花の最盛期で、良い時期に来たと話し合いながらシャッターを切りまくる。
 特にクロユリの所には、定点観測カメラが設置してあり、リアルタイムで監視して見ているのだろう。
 室堂に着くと、御前峰がくっきりと見え素晴らしい眺めの中で、生ビールで乾杯する。時間があるので、御前峰から峰々を回るつもりだったが、酔ってしまい付近の散策や昼寝の時間になった。夜は早々と寝る。
7/23(土)晴れ室堂(3:40)〜御前峰(4:20)〜室堂(6:30-7:15)〜大倉山避難小屋(8:50-9:00)〜
           大白川ダム駐車場(10:30-11:25)〜白川郷見学〜五箇山(ごかやま):相倉合掌造り集落(2:50)

 早朝にヘッドランプを付けて御前峰に登り日の出を待つ。幸い天気も良く雲海が一面にたなびいている。沢山の登山者がご来光を待っている。ガスが時折強くなるが、やがて稜線にご来光が現れると「バンザイ」の合唱になる。いやー素晴らしい・・・これぞ頂上小屋泊まりの醍醐味だ。本来は神官が儀式をするのだが、今日は奥宮神社も閉まっており残念無念
 ご来光を堪能した後に、お池巡りをして小屋に戻り朝食を摂る。
 帰路も花々と、別山の素晴らしい山塊を見ながらゆっくり下山して大白川ダムに戻る。そこに天然掛け流しの露天風呂があり、200円なので汗を流してさっぱりする。コバルトブルーのダムを見ながらの露天風呂は最高だ・・・
 白川郷に入ったが、土曜日ということもあり、メイン通りは銀座並の混雑だ。見学スポットで写真を撮った後は、宿泊地の五箇山に向かう。ここは富山県になり、ここを含めて三ヶ所の集落が世界遺産に認定されているという。宿泊先の合掌造りに入り、資料館などを見学し、いろいろと話を聞くことが出来た。ここは「こきりこ節」が有名だが、元は「京都の武士の狩り姿」の唄らしく、衣装も凝っている。
 囲炉裏の傍にお膳が用意され、鯉のアライなど、沢山の料理が出て地酒も進む。ここの御主人は元プロのカメラマンで、実家に戻って民宿をしているが部屋には沢山の写真が貼ってあり、自費出版で写真集も出しているとのこと。
 藁葺屋根の維持管理は相当大変らしく、世界遺産に登録されたために勝手に変更できないと言う悩みを話してくれた。
 タイムスリップした中で一夜を過ごすが、住んでいる住民は大変だ・・・・
7/24(日)晴れ相倉合掌造り集落(8:15)〜飛騨高山(9:30-10:35)〜松本IC(12:50) 
 翌朝も涼しい集落を散歩して朝食を食べた後に宿を出る。飛騨高山の市街地にある陣屋の朝市や整備された町並みを見学する。この3日間は、全てが大変満足した山旅となった。特に白山の花々は最盛期で本当に綺麗だった。
 戻る>  (編集:kon)